2012.08.16 Thursday

プリントしよう

日記をつける様に、毎日写真を撮っています。
フィルムのコンパクトカメラ、iPhone、GRデジタル、Canon PowerShotなどなど、いろいろなカメラで撮ります。しかし、撮りっぱなしでプリントもせずに、パソコンの中の撮影枚数と容量はすごいことになってしまって、ずっと整理もままならない状態。
お盆休みの静かな日に、思い立ってプリント作業を始めました。
長い間使っているエプソンのインクジェットプリンタで、A4サイズの写真用紙に二枚の画像を並べたものと、4枚並べたのものの二種類をプリントして行きます。多少は写真の組み合わせを考えながら、少しだけトリミングして、切り離しても、そのままでも良い様にしました。A5サイズの方は一般的な単行本にも多いサイズですから、一枚のプリントとしてはかなり大きくて見応えがあります。

大きい写真はいろいろなものが見えてきて、今更ながら、なかなか面白いことに気づきました。真ん中に写っている友達の笑った顔以外に、部屋の隅にかけてある絵や、椅子の背中においてあるクッションの柄や、思いがけず写っている猫や、ガラスに写り込んでいる外の風景まで。
私は、セレクトする為に繰り返し繰り返し見ていたのに、プリントしてみると初めて見た写真の様で、釘付けになりました。出来上がったプリントを福島や大阪の友人に送ったら、大きくてびっくりした!と、大喜びです。撮ったデータのうちはまだフィルムのベタ焼きと同じだけれど、プリントして初めて写真になる。たくさんの画像データは、プリントという「物」にする事で、簡単には削除できない価値ある写真になりました。

そしてもうひとつの課題はフィルムで撮った写真のプリント。モノクロは自分で焼くと決めているので、これがまた一大事。暗室へ入る時間をできるだけ長く作らなくては。撮った写真を写真という物にするために、暗室へ通おうと思います。

2012.08.12 Sunday

津田 直写真展:Storm Last Night/Earth Rain House

写真家・津田 直さんの写真展が開かれます。
以下、Canonウェブサイトよりー

本展では写真家・津田 直が近年訪れているヨーロッパ最西端の地域で撮影された二つのシリーズより作品を発表致します。2009年より風景が信仰の対象だった古代の土地を求め、 大西洋に浮かぶ島嶼への旅は始まりました。
「Storm Last Night」シリーズでは、6×17インチというパノラマフォーマットで撮影され、アイルランドを舞台にディングル半島からアラン諸島、実在した女海賊が 暮らしていたというクレア島、ドネゴール地方を中心にフィールドワークが続きました。日々、「古代人は何を思想したか」という問いを胸に抱きながら、古代 遺跡の中を歩き回り、キリスト教以前の世界の原点を渡り歩きました。
続けて2012 年から制作された新作「Earth Rain House」シリーズでは、スコットランド北方に浮かぶオークニー諸島、シェトランド諸島、アウター・ヘブリディーズ諸島と呼ばれるアウターアイランズを 巡りました。そして先住民族の残した聖跡を経て、無文字文化に生きた人々が築いた住居跡や嵐の過ぎ去った後に偶然発見されたという家々、人間がかつて暮ら した島々へと辿り着きました。
そこでの光景を津田は、「まるで人類の記憶の深奥を垣間見ているようだった。そして僕らは今でも遙か5000年という時空 を超え、旅立つことができるのだ」と語っています。

津田 直写真展:Storm Last Night/Earth Rain House
2012年8月20日(月)~9月25日(火)
キヤノンギャラリー S(品川)
9月8日(土)13時30分~15時には、アーティストトークが開催されます。

津田さんから作品制作に関わる様々なことを、何度かお聞きしたことがありますが、そのまっすぐで強い探究心にはいつも敬服します。
表面に現れている事のもっと底の方、今は見えないけれどかつては見えていた、そういう時間を遡ったところにあったはずのものや出来事を、信じられないくらい広がりを持った想像力で探しあてようとする。津田さんの制作過程はそのような印象でした。
私たちが今いる場所や過ごして来た時代は、膨大な時間の積み重ねの上にあります。先人の声に耳を傾ける事で、私たちがこれから続いて行く時を、何を頼りに生きて行けば良いのかを知る事ができるかもしれない。
津田さんの作品と制作の意図から、今まで知る事が無かった一番大切なことを発見できると思います。

キヤノンギャラリー Sでは、津田直さんの写真展の後、本と写真のトップページに作品を提供してくださっている、小林紀晴さんの写真展、「遠くから来た船」9/28-11/6 が続きます。小林さんも遠い過去の時を見つめた作品を展示されます。

こちらの写真展は改めて紹介します。

2012.08.11 Saturday

魔法の美術館_Atelier OMOYA企画展

photoのページで写真作品を紹介している赤川智洋さんが所属する、アーティストグループ アトリエオモヤの企画展のお知らせです。
日本各地の美術館で開催されるメディアアート中心の企画展「魔法の美術館」が、千葉、福井、名古屋に巡回します。アトリエオモヤ作品「光であそぶ」をはじめ、赤川智洋さんや所属アーティストの方たちが個人の作品で参加しています。

デジタル技術を生かしたメディアアートの作品は、見る側の記憶にどういう形で残るかという所に一番興味を持っていました。光を通した色や質感に触れる体験は、説明のつかない抽象的な感触を残してくれると思います。

アトリエオモヤ ”光であそぶ”  (c)Atelier OMOYA

以下、千葉県立美術館 特別展websiteより

「光」をテーマに音響や映像を用いながら新しい美術表現を目指す作家による展覧会です。
こうしたメディアアートの楽しさは、これまでの静的な 現代アートと異なり、光とデジタルを駆使した動的な作品が中心となり、その鑑賞方法も単に「見る」だけでなく、「触る」「参加する」という鑑賞方法が加わ り、世代を超えてゲーム感覚で楽しみながら芸術に触れることができます。
多様化、複雑化する現代アートですが、光が織り成す不思議さや驚きを自ら体感し、世界的にも注目される日本のメディアアートへの関心を持っていただきたいと思います。

千葉『魔法の美術館 光のアート展 -光と遊ぶ超体感型ミュージアム-』

2012年7月14日(土) – 9月2日(日)

千葉県立美術館

福井『魔法の美術館』

2012年7月27日(金) – 8月26日(日)

福井県立美術館


名古屋『ようこそ。ここは光のワンダーランド 魔法の美術館』

2012年7月28日(土) – 9月2日(日)

名古屋松坂屋美術館