丸井みのる 写真展
丸井みのるさんは、移り住んだ熊野を撮影し続けている写真家です。
森林に関わることを学び、企業で植林の仕事をしていたという、樹のある環境にとても近い人。自然環境や風景を撮る人が数え切れないほどいる中で、丸井さんだけが見ているものは何か、それを探し当てることが私の仕事でした。
熊野の写真を丁寧に見ていくと、光や空気や水、様々な要素が重なり混ざり合い、数えられないほどの生命がキラキラと写っている様に思います。
会場に繰り返し来場してくださる方もいらっしゃったと聞き、こうして人を惹きつける、理屈ではないところにあるものは何なのかを考えました。作る側にはとても興味深く、探し当てたいことです。
DMと、展示の印象を持ち帰って欲しいという思いから、折りをずらした三つ折りのリーフレットを制作しました。
富士フイルムフォトサロン若手写真家応援プロジェクト【写真家たちの新しい物語】
丸井みのる 写真展
「Sense」― 心に重なる感覚~熊野にて ―
会期:2024年3月29日(金)~4月18日(木)
場所:FUJIFILM SQUARE
富士フイルムフォトサロン東京 スペース3(六本木)